皆様こんにちは!
今日は日本国民の祝日「こどもの日(端午の節句)」ですね。
ご承知の通り、端午の節句は男の子をお祝いする行事で「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」という意味がありまして、今では男の子だけではなく、女の子や「お母さんにも感謝する」日になっているそうです。こどもの日が制定された昭和23年当時は出産は命がけでした。子供の成長を祝う=自分の命を賭して産んでくれたお母さんにも感謝する、ということで制定されたようです。
【鎧兜を飾る意味】
そもそも日本で端午の節句が武士の流れを汲んでいるところから、やはり武家社会から生まれた風習が元となっています。
鎧や兜は、武将にとっては自分の身を守るための大切な道具であり、武将の象徴としての精神的な意味もある尊いものでした。
そのような流れから、現代では鎧兜が「大切な男の子の身体を守る」ものという意味が重視され、交通事故や病気などから子を守ってくれるようにという願いも込めて飾ることとされています。
【こいのぼりを飾る意味】
「こいのぼり」には、男の子の出世を願う意味があります。
典型的なこいのぼりは、5色の吹き流しと3匹(あるいはそれ以上)のこいのぼりからなります。また、鯉は清流に限らず、環境が決してよいとは言えないような池や沼でも生きていける強い生命力を持つ魚で、祝い事に鯉を食べる習慣もこの「生命力の強さを受ける」という意味もあるそうです。このような由来により、男の子に劣悪な環境においても生き抜くことができる逞しさを備え、立派に成長して欲しいという意味があるのです。
私には三姉妹の子供のみで男の子はいませんが、今日はちまきでも買ってお祝いでもしましょうかね。
ショートスティ正面玄関の鎧兜です。