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SRING THERAPY

スリングセラピー(レッドコード)

リング(つりロープ)で
ストレッチや筋肉増強を行う運動療法

スリングセラピーが利用できる
早稲田イーライフのサービス

スリングセラピー(レッドコード)は、天井から吊り下げられたロープを使って運動することで、頭や体幹、腕、脚などに運動の刺激を与えたり治療を行う方法です。
早稲田イーライフみらいグループでは、このスリングセラピーを導入しており、施設利用者のメディカルリハビリテーションや介護予防に活用しています。

ロープを使った運動の起源は古代ギリシャ時代と言われており、1940年代には戦傷者の外傷を中心としたさまざまな疾患の治療や障害の改善に用いられてきました。
1992年になると、ノルウェーで臨床の理学療法士の意見を採り入れさらに発展し、現在はメディカルリハビリテーションから介護予防、スポーツ選手のトレーニングまで幅広い範囲でのトリートメント&エクササイズに利用されています。

早稲田イーライフみらいグループで提供されているスリングセラピーの運動メニューは、すべて早稲田大学エルダリーヘルス研究所にて開発された科学的根拠(エビデンス)に基づいたものを大前提としており、国内外の文献等においても運動プログラムの有効性が確認されています。そして、大学などのアドバイスを受けて、早稲田イーライフで独自に開発されたものであります。

ショルダースリング(上肢)

滑車訓練と似た動きをすることで、さまざまな効果を期待できます。

良肢位(りょうしい)の獲得

良肢位とは、日常生活に支障の少ない手足の位置や関節の角度のことをいいます。
寝たきりになり、関節の動きが制限されると、関節の動く範囲が低下することは多く見られます。
介護が重くなって関節が動かなくなっても、できるだけ支障の少ない位置や角度である「良肢位」を保持していくことが求められます。この保持する動きを獲得できるのが、ショルダースリングなのです。

体幹の側屈(そっくつ)や湾曲(わんきょく)を改善

下半身にたいして、上半身を真横に傾けることを「側屈」(そっくつ)と呼びます。
上半身の傾きや曲がりを改善し、正しい姿勢を保つためには、肩から背中にかけてのストレッチングが必要です。
ストレッチングと同様な効果を発揮できるのが、ショルダースリングです。

リラクゼーションスリング(体幹)

脊椎全体の拘縮(こうしゅく)や圧迫を予防します。

体幹の側屈(そっくつ)や湾曲(わんきょく)を改善

寝たきりや長い間体を動かさないでいると、身体はどんどん衰え、筋肉や皮膚など、関節周囲の組織が伸び縮みできなくなります。その結果、それらの組織が固くなり、関節の動きが悪くなっていきます。
この状態を「拘縮」(こうしゅく)と呼びます。拘縮を起こすと、手足の関節を動かすときに痛みが出て、本人様がつらい思いをするとともに、介護をする側にとっても介護がしにくくなり、負担が増えてしまいます。
日頃からリラクゼーションスリングで体幹を鍛え、背中や腰の拘縮予防をすることが大切です。

レッグスリング(下肢)

開脚運動で血液やリンパの循環を促進・筋力向上も可能にします。

股関節の内側は柔軟性向上、外側は筋力向上

日常生活において、つりひもで足を吊り上げられるような機会をもつことは、まずないでしょう。
ましてや介護認定をお持ちの方におかれましては、ほとんどない機会だと優に想像できるものです。
このような機会をあえて作り出すことで、下肢への血流やリンパの循環を改善し、むくみや痛みを軽減することを可能にするのが、このレッグスリングなのです。
股関節の可動域維持や拡大についても、その効果を期待できます。

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